果樹
りんご: JAみやぎ亘理管内のりんご栽培は約100年前より栽培が始まり、県内でも有数の面積を誇る産地となっております。
現在では山沿いに、「ふじ」を中心に早生の「つがる」中生の「陽光」「秋映」「シナノスイート」「王林」など様々な品種が作付けされています。収穫は8月下旬から12月頃までです。
管内のりんごは、樹上で完熟させ収穫することから、濃厚な味わいとなり市場にほとんど出荷されずに庭先での販売で消費者とのネットワークができており、主力品種のふじなどは幻の「ふじ」ともいわれほとんど市場には出回りません。
主な品種別特徴
「つがる」 =食感はほかの品種と比較し柔らかめ。
8月下旬 酸味が少なく甘く香りがありジューシーな品種
「陽光」 =果肉はやや硬め果汁多く歯触り良い
10月中旬 酸味と甘みのバランスが良好な品種
「秋映」 =適度な酸味と甘みのバランスの取れ食味は良好、
10月上旬 みつはあまり入らない品種
「シナノスイート」 =果肉はやや柔らかめ、
10月場・中旬 濃厚な甘みの中にほどよい酸味があり多汁な品種
「王林」 =かじると噛みごたえ満点、特有の芳香を持っている
10月中旬 酸味が少なく甘みを強く感じサッパリとした品種
「ふじ」 =かじると“さっくり”噛むと“シャキシャキ”、
11月下旬 甘み・酸味・食感のバランスのとれた代表品種
アセロラ: JAみやぎ亘理管内では、東北唯一のアセロラを生産しています。中央アメリカ原産のトロピカルフルーツの1種で、数ある果物の中でもビタミンCがレモンの34倍となっております。収穫時期は6月~11月の期間に3回に分け東京の大田市場に出荷しています。
また、「アセロラで酢」の加工品も造られ販売されています。
イチジク: 主に山元町で作付けしています。主な品種はホワイトゼノアで、生食や甘露煮用として出荷されています。収穫は8月末から10月頃です。